意外と知らない!?押さえておきたい建築&住宅用語【内装編】
こんにちは!ジョイナスホームです^^
早速ですが、皆さんはたくさんある建築・住宅の専門用語どのくらい知っていますか?
難しい言葉も多いため、家づくりやリフォームの計画を進めていると、
知らない言葉が出てきて戸惑ってしまう場面もありますよね。
ということで、今回は以前ご紹介した【準備編】に引き続き、
知っておくと役に立つ住宅&建築用語をピックアップ!
第2弾は【内装編】をご紹介していきますよ!
★目次★
●住まいの印象と快適性を左右する“内装”
●建築・住宅用語【内装編】1:造作(ぞうさく)
●建築・住宅用語【内装編】2:自然素材
●建築・住宅用語【内装編】3:ニッチ
●建築・住宅用語【内装編】4:スキップフロア
●建築・住宅用語【内装編】5:現し(あらわし)
●番外編:あなたは知っていますか?よく見る間取り図の略語
●まとめ
住まいの印象と快適性を左右する“内装”
内装とは、建物内部のあらゆる装飾や仕上げ、付随する設備などのこと。
具体的には、床や壁・天井の仕上げ材、室内の扉や照明、カーテンなどを指します。
住まいの印象を大きく左右する内装。
事前に代表的な用語を知っておけば、プランニングの際も安心ですね!
建築・住宅用語【内装編】1:造作(ぞうさく)
住まいづくりの中では「造作家具」「造作棚」「造作キッチン」というように使われ、「造り付け」「オーダーメイド」とも言います。
つまり、既製品ではなく大工工事によってオリジナルでつくられる家具や棚、キッチン、収納などのこと。
自分たちのために特別にあしらわれるため、部屋の大きさや生活スタイルにぴったりのものをつくってもらえるのがメリットです。
建築・住宅用語【内装編】2:自然素材
明確な定義はありませんが、化学物質をはじめとする体に有害なものを含んでいない素材のことを指すのが一般的。
内装に使用される主な自然素材は、天然の木を乾燥させてつくった無垢材や、自然由来の塗り壁材である漆喰・珪藻土などです。
自然素材ならではの意匠性や、素材によって調湿性や保温性などに優れていて健康的に過ごせることから人気が高まっています。
建築・住宅用語【内装編】3:ニッチ
隙間という意味をもつニッチですが、建築用語としての意味はちょっと異なり、“壁面の一部に設けたくぼみ”のことを指します。
飾り棚やちょっとした収納として使われることが多く、空間のアクセントに。
お気に入りの雑貨や写真を飾るだけで、ワンランク上のおしゃれな空間を演出できますよ♪
建築・住宅用語【内装編】4:スキップフロア
同じ階層の中でフロアに段差をつけることで、立体的な空間を生み出すスキップフロア。
1階と2階の間に中2階を設けたり、リビングの一角に小上がりの和室を設けたりする間取りのことです。
床面積を増やすことができるうえ、間取りによっては段差を利用した収納スペースの確保も可能。
さらに視覚的なアクセントとなり、遊び心ある個性的な空間を実現してくれます。
建築・住宅用語【内装編】5:現し(あらわし)
「躯体現し」や「天井現し」のように使われ、建物の構造材を隠さず見える状態のまま仕上げる方法のこと。
通常は建物の構造材の上から板やクロスなどを貼って内装を仕上げますが、あえて梁や柱などを露出させて見せるのです。
天井現しにすると天井が高くなるため、広々とした開放的な空間に!
またデザイン性も高く、木造の場合はぬくもりある素朴な雰囲気、コンクリートの場合は無機質で無骨な印象となります。
番外編:あなたは知っていますか?間取り図の略語
略語の意味を理解できれば、間取り図からお部屋のイメージがしやすくなりますよ。
以下に、よく目にするものを3つピックアップしました!他にも気になる略語があれば、ぜひ調べてみてくださいね。
・WIC
「ウォーク・イン・クローゼット」の略称です。
名前の通り、歩いて入ることができるクローゼット。
家づくりを考えている多くの人が希望しているのでは?
・SC
「シューズクローク」のことで、「シューズ・イン・クローゼット」とも。
玄関付近に設けられる大きな収納のことで、靴だけでなく傘やアウトドアグッズ、ベビーカーなどを収納できるタイプもあります。
・DEN
英語で巣やほら穴を意味し、隠れ家的な小部屋やちょっとしたスペースを指します。
一般的には書斎や趣味部屋という意味で使われています。
まとめ
住まいの印象を大きく左右する内装は、デザイン性だけでなく機能性も大切。
快適な暮らしを実現するためにはじっくりと検討したい重要な部分です。
打ち合わせで明確に要望を伝えるためにも、建築&住宅用語について少しずつ学んでいきたいですね。